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最先端製造技術を用いた「タグ・ホイヤー モナコ スプリットセコンド クロノグラフ エア 1」を発表

2025.12.10 (水)

タグ・ホイヤーモナコ スプリットセコンド クロノグラフエア 1

ドバイウォッチウィークにて、タグ・ホイヤーはモータースポーツのDNAを継承した「タグ・ホイヤーモナコスプリットセコンドクロノグラフエア 1」を発表し、レースのスタートライトが消える瞬間のように、ウォッチメイキングの新時代のスタートラインを切ります。

タグ・ホイヤーは、モータースポーツのスピリットとスーパーコピー 代引き高精度クロノグラフの豊かな伝統を受け継ぐコンプリケーションウォッチ「タグ・ホイヤーモナコスプリットセコンドクロノグラフエア 1」を発表し、アヴァンギャルドなウォッチメイキングにおける新たな革新のページを開きます。

この新作ウォッチの引き締まった彫刻のようなフォルムは、それを可能にした画期的なテクノロジーを象徴しています。超軽量なグレード5チタン製ケースは、選択的レーザー溶融(SLM)と呼ばれる最先端の製造技術を用いて製作されました。SLM積層造形プロセスは、航空宇宙、医療、自動車などの分野で複雑な幾何学的形状の精密部品を製造する際に広く採用されています。これまで数々の輝かしいイノベーションを生み出してきたタグ・ホイヤーの社内部門「タグ・ホイヤーラボ」は、SLM技術をウォッチメイキングに応用。
これにより、タグ・ホイヤーのデザイナーとエンジニアは、現代のハイパーカーの空力ラインを彷彿とさせる印象的な3Dフォルムを構想し、現実のものとすることに成功したのです。

その結果誕生した「タグ・ホイヤーモナコスプリットセコンドクロノグラフエア 1」は、あたかも風洞実験でスピードと流を考慮して設計されたかのように、軽やかで空力的な構造美を備えた外観を呈しています。複数のソリッドゴールド製部品を採用しながらも、総重量はわずか 85g。F1®の世界に通じる、無駄を徹底的に削ぎ落とした設計思想を反映し、卓越した重量対性能比を実現しています。
クロノグラフエア 1」は、あたかも風洞実験でスピードと流を考慮して設計されたかのように、軽やかで空力的な構造美を備えた外観を呈しています。複数のソリッドゴールド製部品を採用しながらも、総重量はわずか 85g。F1®の世界に通じる、無駄を徹底的に削ぎ落とした設計思想を反映し、卓越した重量対性能比を実現しています。

この特別なケースには、タグ・ホイヤーのコレクションの中でも最も複雑なクロノグラフムーブメントのキャリバー TH8100が搭載されています。これにより、「タグ・ホイヤーモナコスプリットセコンドクロノグラフエア1」はラトラパンテクロノグラフ機能を備えます。

この新たなタイムピースは、わずか 30本のみのリミテッドエディションとなり、それぞれにシリアルナンバーが刻まれています。タグ・ホイヤーの高性能クロノグラフコレクションの頂点に位置し、ブランドの絶え間ないイノベーションの新たな章を切り拓くモデルです。

デザインを支えるテクノロジー
タグ・ホイヤーの哲学は常に、機能的なデザインを備えた時計を生み出すことにあります。時計はその目的を果たし、視認性と操作性に優れ、身に着ける方に最高水準の性能と信頼性を提供しなければなりません。しかし、この哲学だけで時計のデザインを推し進めるには限界があり、これまで時計のデザインはテクノロジーの限界に従わざるを得ませんでした。

しかし、その時代は今、終わりを告げます。

選択的レーザー溶融(SLM)を採用することで、タグ・ホイヤーはこの従来の関係を逆転させ、テクノロジーがデザインを支える新たなアプローチを確立しました。これによって、クリエイティブなプロセスに制約がなくなり、タグ・ホイヤーのデザイナーたちはこれまで実現不可能だったデザインを自由に構想できるようになりました。「タグ・ホイヤーモナコスプリットセコンドクロノグラフエア 1」において、「限界は存在しない」という明確な設計思想が実現し、パラダイムシフトが起こったのです。

では、この技術はどのように機能するのでしょうか?一般的なウォッチケースは複数の部品を CNCフライス盤を用いて単一の素材ブロックから削り出す、 “引き算の製造”ですが、SLMは3Dプリントに似た“足し算の製造”です。

この工程は、アルミニウムやステンレススティール、そして本モデルに採用されたグレード5チタンなどの金属粉末を薄く積層し、 CAD設計データに基づいて高出力レーザーで選択的に溶融・融合します。

この工程を繰り返すことで、デザイナーの意図した立体構造が形成されます。
最終工程では表面を丹念に研磨し、まるで肌のような滑らかさに仕上げることで、かつて不可能とされたケース構造が実現できるのです。

風洞実験にふさわしい時計
41 mmのケース形状は、ハイテクで前衛的なデザインが持つあらゆる特徴を備えています。引き締まったラインと力強いエッジ部分が、パフォーマンスカーの吸口を彷彿とさせる、流麗なフォルムを描きます。

こうしたパーツが組み合わされることで、複雑な外骨格のような構造が形成されます。ハイパフォーマンスカーの格子状エンジンカバーに着想を得た、メッシュ状の 2層ハニカム構造がムーブメントを囲む役割を果たしています。ケース、格子、ベゼルはすべてグレード 5チタン製で、ベゼル下部の格子のみソリッド 2Nイエローゴールドを使用することで、ハイテク素材と貴金属が美しく融合しています。
グレード 5チタン製ベゼルにはブラック DL Cコーティングが施されることで、精悍なコントラストを生み、この時計の存在感あるシルエットを際立たせます。

内部では、タグ・ホイヤーのエリートラトラパンテクロノグラフムーブメントであるキャリバー TH81-00が静かに、そして確実に作動。研ぎ澄まされた空力的なフォルムは、まるで V12エンジンが放つ爆発的なエネルギーを放出して動き出すかのように、トルク感と躍動に満ちています。

この複雑なケース構造を実現するために、エンジニアによるプログラミング時間は従来の 10倍、製造時間も 5倍に及びます。こうして、風洞実験で開発されたハイパーカーの部品を思わせる、力強く未来的なケースが完成しました。

この時計のハイテクな外観を完成させるのが、上部からムーブメントの内部機構を見ることができる半透明のサファイアダイヤル、ブラック DL Cコーティングを施したグレード 5チタン製のクロノグラフプッシュボタンとテーパードリューズ、ゴールドのクロノグラフ針や先端がゴールドになった時・分針とインデックス、そして4本のネジで固定されたフロントとケースバックのサファイアクリスタルです。9時位置のスプリットセコンドのプッシュボタンは、ソリッド 2Nイエローゴールド製でオリジナルの「モナコ」の左リューズへのオマージュとなっています。この時計には、アルカンターラのインサートをかぶせたスポーティーなブラックラバーストラップが取り付けられ、ブラック DL Cのグレード 5チタン製のバックルが採用されています。

より高い振動数で
「タグ・ホイヤーモナコスプリットセコンドクロノグラフエア 1」の内部では、タグ・ホイヤーのキャリバー TH81-00が鼓動を刻んでいます。これは、約65時間のパワーリザーブを実現した、毎時3 6,000振動(5 Hz)の高振動自動巻ムーブメント。タグ・ホイヤーがムーブメントを専門とする名門マニュファクチュールであるヴォーシェ・マニュファクチュール・フルリエ社と共同で開発したものです。

主要部品もグレード5チタンで製造されており、キャリバー TH81-00は卓越した軽さを実現。過酷な環境下であっても、性能、安定性、信頼性を損なうことなく、わずか30 gという重量を達成しています。サファイアクリスタル製のケースバックからは、タグ・ホイヤーの象徴的なチェッカーフラッグをモチーフにしたデザインをはじめ、手仕上げによる美しい装飾が堪能できます。

このムーブメントが駆動するラトラパンテ機構により、同時にスタートしながらも別々に終了する2つの事象――たとえばF1®レースにおける2台のマシンのラップタイム ――を精密に計測することが可能です。

高精度を磨いた歴史
「タグ・ホイヤーモナコスプリットセコンドクロノグラフエア 1」は、タグ・ホイヤーが長年にわたり生み出してきた画期的なクロノグラフの最新作です。1 860年の創業以来、タグ・ホイヤーは高精度計時の代名詞として1 60年以上にわたり築き上げてきたサヴォアフェールを今も変わることなく発展させ続けています。

1916年には、世界初の1 /100秒単位の精度で計測可能なストップウォッチ「ホイヤーマイクログラフ」が発表し、スポーツ計時の歴史を変えました。それ以降も、数々の革新的なクロノグラフを世に送り出し、モータースポーツ界で最も権威あるブランドとも協業を重ね、世界最高峰のさまざまなモータースポーツイベントからF 1®に至るまで、公式タイムキーパーを務めてきました。また、今年はタグ・ホイヤーのアイコニックな「モナコ」の名の由来となった、 F1®モナコGP初のタイトルパートナーにも就任しました。

2024年のWatches & Wondersでは、初の「タグ・ホイヤーモナコスプリットセコンドクロノグラフ」を発表し、権威あるジュネーブ時計グランプリ( GPHG)にもノミネートされました。その後、TH-チタン製モデルを初めとする3つのバリエーションが展開されましたが、今回のモデルはそのコンセプトをさらに昇華させ、タグ・ホイヤーをアヴァンギャルドなクロノグラフのマーケットリーダーであるという名声を未来へと推し進めます。

常に空気のような軽やかな時間
「タグ・ホイヤーモナコスプリットセコンドクロノグラフエア 1」は、タグ・ホイヤーがこれまでに製作した時計の中でも最もエクストリームなモデルでありながら、人間工学に基づいたデザイン、高い視認性、スポーティーなシルエットによって、日常的に着用できる時計に仕上がっています。これまで相反してきた「美しさ」と「実用性」の融合が実現したのは、テクノロジーがデザインを支えるものとなったことによるものです。タグ・ホイヤーにとって、革新的かつアヴァンギャルドな新時代のウォッチデザインへの扉が、いま開かれたのです。

「タグ・ホイヤーモナコスプリットセコンドクロノグラフエア 1 は、時計製造における革命です。これまでで初めて、時計師がウォッチデザイナーの最も自由な発想を形にできるようなりました。タグ・ホイヤーラボが採用したSLM製造プロセスが、私たちを新たな次元へと導き、従来のケースデザインの法則を書き換えたのです。そして、それを実現するにふさわしい舞台として、19 69年に世界初の防水角型ケースの自動巻クロノグラフとして登場したアヴァンギャルドなモナコ以上のものがあるでしょうか。このエア 1 は、真のデザインアイコンの新たな夜明けを告げ、タグ・ホイヤーにおける革新的なコンセプトタイムピースシリーズの幕開けを意味するのです。」アントワーヌ・パン(タグ・ホイヤー CEO)

【仕様】
タグ・ホイヤーモナコスプリットセコンド クロノグラフエア 1
品番:CBW218B.FT8124
販売予定価格:3033万 8000円(税込)
発売予定時期:2025年 12月

ムーブメント:キャリバーTH81-00(自動巻スプリットセコンドクロノグラフ)
・振動数:36,000振動/時(5Hz)
・パワーリザーブ:約 65時間(クロノ機能 OFF時)/約 55時間(クロノ機能 ON時)
・機能:時、分、秒、クロノグラフ、スプリットセコンド機能

ダイヤル:サファイアダイヤル、ホワイトのマーキング
・ホワイトのスーパールミノバ®を塗布したブロックとゴールドマーキングのインデックス
・3つのカウンター:
 -3時位置:ブラックオパーリンのクロノグラフ分カウンター、ホワイトのマーキング、ゴールドラッカー仕上げの針
 -9時位置:ブラックオパーリンのクロノグラフ時カウンター、ホワイトのマーキング、ゴールドラッカー仕上げの針
 -6時位置:ロジウムコーティングを施したポリッシュ仕上げの秒表示リング、ブラックのマーキング、ロジウムコーティングを施した針
・ロジウムコーティングを施したオープンワークの時分針、ホワイトのスーパールミノバ®を塗布、ゴールドラッカー仕上げの針
・ホワイトラッカー仕上げのクロノグラフセンター針
・ゴールドラッカー仕上げのスプリットセコンドセンター針
・TAG HEUERのアプライドロゴ
・"MONACO"、"RATTRAPANTE"、"CHRONOGRAPH"のプリント

ケース:サテン/サンドブラスト仕上げを施したグレード 5チタン製ケース、グレード 5チタン製の格子
・サテン/サンドブラスト仕上げとブラック DLCコーティングを施したグレード 5チタン製ベゼル、ソリッド 18K 2Nイエローゴールド製の格子
・ケースサイズ:径 41 mm/厚 15.2 mm
・ラグからラグまでの垂直のサイズ:47.9 mm
・面取りを施したドーム型サファイアクリスタル
・3時位置:ブラック DLCコーティングを施したグレード 5チタン製リューズ
・2時位置:サテン/サンドブラスト仕上げとブラック DLCコーティングを施したグレード5チタン製の特徴的な形状のプッシュボタン
・4時位置:サテン/サンドブラスト仕上げとブラック DLCコーティングを施したグレード5チタン製の特徴的な形状のプッシュボタン
・9時位置:ソリッド 18K 2Nイエローゴールド製の特徴的な形状のプッシュボタン
・ポリッシュ仕上げを施したサファイアケースバック
・グレード 5チタン製 TH81-00スプリットセコンドクロノグラフムーブメント、手作業での仕上げ
・サテン/サンドブラスト仕上げを施したローター、ハニカム模様のエングレービング、ゴールドラッカー仕上げ、"LIMITED EDITION"と "X/30"のエングレービング
・防水性:30m防水

タグ・ホイヤーは、新作「タグ・ホイヤーモナコクロノグラフ」を発表します。

2025.12.10 (水)

タグ・ホイヤーは、最もアイコニックなタイムピースのひとつに印象的な解釈を加えた、新作「タグ・ホイヤーモナコクロノグラフ」を発表します。大胆で活気あふれるこのリミテッドエディションは、ナイトレースの高まる鼓動にインスパイアされ、ライトアップされたように輝く色彩が「タグ・ホイヤーモナコ」を新たな領域へと高めています。

タグ・ホイヤーは、アイコンモデル「タグ・ホイヤーモナコクロノグラフ」を大胆に表現することで、宵闇迫る中でのレースの輝きを捉え、フォーミュラ1(Formula 1®) ナイトサーキットのアドレナリンを呼び覚まします。

現代的な視点を通した最新の「タグ・ホイヤースーパーコピー 代引きモナコクロノグラフ」は、大胆なデザインと、高精度なパフォーマンスを兼ね備え、F1®のエネルギーを体現しています。

伝説の誕生
1969年に発表された「タグ・ホイヤーモナコ」は、従来の時計製造の常識を打ち破り、歴史上最も象徴的な時計のひとつとなりました。当時、大胆なスクエアシェイプ、左側に配されたリューズ、シグネチャーブルーを纏ったダイヤルは、それまで市場に出回っていたどの時計にも見られないものでした。今やブランドの代名詞となったこの時計は、モーターレーシングファンや時計愛好家にも支持され、時計業界でも大人気のモデルとなりました。

「タグ・ホイヤーモナコ」のヘリテージは、モータースポーツや映画史と密接に結びついており、名優スティーブ・マックイーンとの関係は特に有名です。1971年に公開された映画「栄光のル・マン」でマックィーン演じる主人公が当時ホイヤー社の「モナコ」を着用したことで、この時計はスタイルアイコンとしてのみならず、モーターレース文化の象徴としての地位を確立することに貢献しました。

こうした映画での登場によって得た高い評価に加え、「タグ・ホイヤーモナコ」は、常に前のモデルをベースに新たなモデルを開発することで進化を続け、高い精度と独特なデザインというアイコニックな特徴に磨きをかけてきました。モータースポーツの鼓動が高まるスリルを計測していた誕生当初から現代的なデザインに至るまで、「タグ・ホイヤーモナコ」は、レーシングの伝を忠実に守り続けながらも、常に積極的に新たなテクノロジーや素材を取り入れることで、イノベーションを先導してきたのです。

この最新モデルもこうしたパイオニア精神を継承し、ナイトレースのスペクタクルと眠らない街のまばゆいばかりに煌めく活気にインスパイアされ、インパクトある再解釈が施されています。

太陽が沈むとき、レースは幕を開ける
ナイトレースの独特な雰囲気を見事に捉えた新作「タグ・ホイヤーモナコクロノグラフ」。そこでは、ネオンに照らされた街並みをエンジン音とともに瞬く間に駆け抜け、まるで映画やドラマのワンシーンを思わせるような光景が広がります。
デザインのインスピレーションとなったのは、高速走行と鮮明なコントラストが織りなす、F1®ナイトレースの世界です。

この新しいリミテッドエディションによって、「タグ・ホイヤーモナコ」は、既成概念に囚われず、常に新しい発想で進化をし続ける方々を象徴する存在として、さらにその地位を確固たるものにしています。そのビジュアル言語をより高めているのが、ドラマチックな色使い、立体的な構造美、印象的な仕上げです。

39 mmケースはブラック DLCコーティングを施したチタン製。
軽量でありながら高い耐久性を備えています。中央のオープンワークダイヤルが内部のメカニズムを露わにしますが、色合いがバイオレットから深みのあるブルーへと鮮やかなグラデーションを描いて変化することで、夕暮れから真夜中へと移り変わる街の様子が映し出され、レースモードへと切り替わる瞬間を巧みに表現しています。

暗闇の中でこそ真価を発揮するこのタイムピースは、多彩なスーパールミノバ®のアクセントによって光を放ちます。クロノグラフ機構とターコイズブルーの針を際立たせるブルー、ブラックゴールドの時・分針をより読み取りやすくするグリーンのスーパールミノバ®。さらに、グリーンのスーパールミノバ®が塗布された日付表示窓が、オープンワークの日付ディスクを調和し、暗所でも優れた視認性を実現します。アーチは内側から輝きを放ち、ミニッツトラックにはパープル、外周部分にはブルーのスーパールミノバ®が塗布されることで、 3色の特徴的な夜光による重層的な発光表現が生み出されています。

ケースバックのサファイアクリスタルには、ブルーからパープルへと変化するイリディッセントのメタライゼーション加工が施され、ダイヤルと同じ色調がケースバックにも生かされています。光の変化に合わせて微細に色彩が揺らめくことで、シームレスな色彩体験が生まれ、デザインと動きの一体感がさらに高まっています。

このタイムピースを駆動するのが、精度と耐久性を追求して開発された自社製自動巻ムーブメント、キャリバー TH20 00。ムーブメントとその内部機構は、オープンワークダイヤルからもサファイアクリスタルのケースバックからも見ることができ、洗練されたエンジニアリングを余すところなく堪能していただけます。

そして、ブラックラバーと型押しカーフスキンを組み合わせたストラップは、ダイヤルのカラーコンセプトと呼応するパープルのステッチがアクセントになっています。

わずか600本のリミテッドエディションのこのモデルは、それぞれに個別のシリアル番号が刻印されています。また、タイムピースに使われているのと同じパープルでアクセントを効かせた特別デザインの「タグ・ホイヤーモナコ」の専用パッケージに収められています。

これまで常識を超える存在であり続けてきた「タグ・ホイヤーモナコ」の精神を、電光のように鮮烈で高揚感にあふれるナイトレースの世界へと注ぎ込んだこのモデルは、スピード、光の輝き、そして大胆な自己表現を求める方のために誕生しました。宵闇の中でこそ映え、単なるタイムピースを超えてナイトレースそのものを腕元に宿す。それが、この新作「タグ・ホイヤーモナコクロノグラフ」です。

【仕様】
タグ・ホイヤーモナコクロノグラフ モナコクロノグラフ
品番:CBL218E.FT6312
販売予定価格:1,688,500円(税込)
発売予定時期:2025年11月

ムーブメント:キャリバーTH20-00
・機能:時、分、秒、日付、クロノグラフ
ダイヤル:パープルからダークブルーへのディープグラデーションが入ったスケルトンダイヤル
・3つのカウンター:
 -3時位置:パープルからダークブルーのグラデーションオパーリンクロノグラフ分カウンター、ブライトターコイズのラッカー仕上げを施した針にブルーのスーパールミノバ®を塗布(夜間に発光)
 -6時位置:秒表示、ブラックゴールドコーティングを施した針
 -9時位置:パープルからダークブルーのグラデーションオパーリンクロノグラフ時カウンター、ブライトターコイズのラッカー仕上げを施した針にブルーのスーパールミノバ®を塗布(夜間に発光)
・ホワイトのスーパールミノバ®を塗布したインデックス、夜間はグリーンに発光
・ブラックゴールドコーティングとファセット加工を施し、ホワイトのスーパールミノバ®を塗布した時分針、夜間はグリーンに発光
・ブライトターコイズブルーのラッカー仕上げを施したセンター針、ブルーのスーパールミノバ®を塗布(夜間に発光)
・ロジウムコーティングを施したTAG HEUERアプライドロゴ
・6時位置:オープンワークを施したブラックの日付ディスク、ホワイトのスーパールミノバ®を塗布した日付表示窓、夜間はグリーンに発光
・“MONACO”と “SWISS MADE”のプリント

ケース:サンドブラスト仕上げとブラックDLCコーティングを施したグレード2チタン製ケース
・ケースサイズ:径39 mm /厚 14.00 mm
・ラグからラグまでの垂直のサイズ:22.00 mm
・面取りを施したドーム型サファイアクリスタル
・サンドブラスト仕上げとブラックDLCコーティングを施したグレード2チタン製リューズ
・2時位置:サンドブラスト仕上げとブラックDLCコーティングを施したグレード2チタン製の特徴的な形状のプッシュボタン
・4時位置:サンドブラスト仕上げとブラックDLCコーティングを施したグレード2チタン製の特徴的な形状のプッシュボタン
・サンドブラスト仕上げとブラックDLCコーティングを施したグレード2チタン製ねじ込み式サファイアケースバック、«LIMITED EDITION» と «XXX/600» のエングレービング
・防水性:100m防水

ブレスレット:ブラックラバーとブラックの型押しカーフのストラップ、パープルのステッチ
・サンドブラスト仕上げとブラックDLCコーティングを施したグレード2チタン製フォールディングバックル、ダブルセーフティプッシュボタン付、TAG Heuerシールドロゴ

[タグ・ホイヤー]
1860年にエドワード・ホイヤーがスイスのジュラで設立したタグ・ホイヤーは、世界をリードするラグジュアリーグループ LVMH Moët Hennessey Louis Vuitton SE(「LVMH」)傘下の高級時計ブランドです。タグ・ホイヤーはスイスのラ・ショー・ド・フォンに本社を置き、4か所の生産拠点を擁し139か国で活動しています。タグ・ホイヤーの製品は、公式オンラインブティックwww.tagheuer.com、および世界260のブティックと2300の販売店でお求めになれます。当社は、タグ・ホイヤーCEOを務めるアントワーヌ・パンが率いています。タグ・ホイヤーは165年間にわたり、生粋のアヴァンギャルドな時計作りの精神と、革命的な技術を駆使した革新を追い続ける姿勢を証明してきました。 1887年に発表された機械式ストップウォッチ用の振動ピニオン、1916年発表のマイクログラフ、1969年に発表された世界初の自動巻クロノグラフムーブメントであるキャリバー11、2015年の世界初高級スマートウォッチなどがその一部です。今日のブランドのコアコレクションは、ジャック・ホイヤーのデザインによる3つのアイコニックなコレクション、タグ・ホイヤーカレラ、モナコ、オータヴィアで構成されています。そしてこれらに、現代的なタグ・ホイヤーリンク、アクアレーサー、TAG Heuer Connected CalibreE5、フォーミュラ1 の各ラインが華を添えています。
新たなスローガン「Designed toWin」(勝利のために)を体現しながら、タグ・ホイヤーは、大胆なイノベーション、しなやかさ、そして優れたパフォーマンスというレガシーを築き続けています。タグ・ホイヤーの限界を押し広げ、最も重要な瞬間に最高のパフォーマンスが発揮できるようにすることへの情熱は、著名なパートナーシップやブランドアンバサダーたちにも反映されています。

ブレゲが2種のジュエリーウォッチを発表~

2025.12.10 (水)

レーヌ・ドゥ・ナープル クレイジー・フラワーとペルル・アンぺリアル、2つのジュエリーウォッチ

「レーヌ・ドゥ・ナープル」は、ブレゲのサインが記されたコレクションの中で唯一100% フェミニンなコレクションです。ブレゲは、マニュファクチュールの250周年を記念して2つの新作、「クレイジー・フラワー」と「ペルル・アンぺリアル」を発表します。この機会のためにブレゲゴールドで作られた2つのモデルは、オートジョアユリーの世界を展開します。

しなやかなでエレガント、そしてナチュラル。「レーヌ・ドゥ・ナープル」の2つの新作「クレイジー・フラワー」と「ペルル・アンぺリアル」は、同じDNAを共有しています。これらは、繊細なオートオルロジュリー(高級時計製造)とオートジョアユリー(高級宝飾技術)に結びついているのです。
「クレイジー・フラワー」は、スーパーコピー時計 代引き全部で436個ものダイヤモンドが用いられ、ケースから文字盤、ベゼル、ケースバンド、リュウズに至るまで全面的に施されています。ケースについては、温かみのあるブレゲゴールドに対してダイヤモンドの輝きが強く放たれるように、自由に動く仕組みのセッティングが取り入れられています。また、アコヤパールを配した「ペルル・アンぺリアル」は、オパールの文字盤がダイヤモンドで埋め尽くされています。

「レーヌ・ドゥ・ナープル クレイジー・フラワー」 が告げる貴重な時
風によって揺れる花をイメージした「レーヌ・ドゥ・ナープル クレイジー・フラワー」は、ダイヤモンドに手首のしなやかな動きを表現します。
この時計は花のプルメリアから直接想を得ていて、花の白や黄色がダイヤモンドやブレゲゴールドに反映されています。
ブレゲのジュエリー職人は、このモデルのために完全な手作業による三重の動く花冠を考案しました。この花冠にはバゲットカット・ダイヤモンドが全面的にパヴェセッティングされ、同心円の描く3つの楕円の輪には「レーヌ・ドゥ・ナープル」コレクションの特徴的な輪郭が正確に再現されています。ダイヤモンドは、宝石が揺れ動くように作られたブレゲゴールドによる3つの台に手作業でひとつずつ留められました。ダイヤモンドをパヴェセッティングした花冠はまた、手首の自然なカーブに沿うように二重に湾曲していて、手首が優雅に軽やかに動くと「クレイジー・フラワー」に命が宿り、どこまでも滑らかな揺らぎが生み出されます。

時計の中心部を占める文字盤にも全面的にダイヤモンドのパヴェセッティングを施し、文字盤下部の中央に2本のブレゲ針が配置されています。ブレゲゴールドで作られた針は、文字盤の自然なカーブに合わせ、手作業で入念に中心軸に取り付けられています。

時と分は、20個のバゲットカット・ダイヤモンドによるトラックに沿って示されます。その周囲全体に渡って文字盤の湾曲した面にはユニークなダイヤモンドのセッティングが用いられています。この特異な造形のために特別に開発されたのは、逆向きのセッティング、すなわちダイヤモンドのテーブルが下、キューレットが上です。これが象徴するものは明白です。
ダイヤモンドのひとつひとつが花のめしべを再現しているからです。結果として得られたのは、ユニークで通常とは異なる輝きです。太陽光線はダイヤモンドによる花のめしべの周囲に集まり、貴石の森を横切って蛇行し、ブレゲゴールドの曲線や渦巻の中で輝きを放ちます。

ケース1 2 時側にブレゲゴールドによるBreguetのサインを記したロゴが置かれ、38時間パワーリザーブが備わるキャリバー586/1が組み込まれています。厚さがわずか3.9mmのムーブメントは、サファイアクリスタルのケースバックから見ることができ、プラチナ製の自動巻ローターには手作業のギヨシェ彫りによってバイカラーの「プチ・トリアノン」模様が初めて刻まれています。これは、ブレゲ・マニュファクチュールの250周年を記念する一連の新作のひとつであることを物語っています。

受注で製作されるこの時計は、それぞれサテン調の加工を施したシャンパンカラーのアリゲーターレザーストラップを組み合せ、28個のダイヤモンドを配したブレゲ三つ折りデプロワイヤントバックルが付属します。「レーヌ・ドゥ・ナープル クレイジー・フラワー」に用いられたダイヤモンドは、全部で436個、計37.2カラットにのぼります。

レーヌ・ドゥ・ナープル ペルル・アンぺリアル : アコヤパールを称えて
「レーヌ・ドゥ・ナープル ペルル・アンぺリアル」の場合は、素材の構成でアコヤパールに焦点が置かれています。最も貴重とされるアコヤパールには完全に滑らかな表面や丸い形、虹彩が備わり、19世紀末から日本で養殖されてきたそのパールが、このタイムピースの中心に輝いています。

ブレゲ・マニュファクチュールは物語の舞台を同じ世紀のヨーロッパへと移します。当時のレーヌ・ドゥ・ナープル、すなわちナポリ王女のカロリーヌ・ミュラ(1782 – 1839年)は、手首に着ける時計として考案された本当の意味で初の「腕時計」をアブラアン-ルイ・ブレゲから手に入れました。

「レーヌ・ドゥ・ナープル ペルル・アンぺリアル」は、ダイヤモンドとフォルムとの微妙な対話を表現しています。ケースバンドやフランジ、ベゼルなど至る所を装飾するダイヤモンドには、ハート形をした爪によって唯一無二の独創的なセッティングが用いられています。ケースを取り巻く格子の石留めでは、バットと呼ぶゴールド製の台の窪みにカットがグラデーションを成す38個のダイヤモンドがセッティングされています。
ブレゲゴールド製の窪みのひとつひとつは、手作業によって掘られ、磨かれ、熱で接合されています。

文字盤はスノーセッティングで211個のブリリアントカット・ダイヤモンドで覆われ、12時位置にペアシェイプ・ダイヤモンドがひとつ配されています。またオパールを用いた時刻表示のオフセンターダイヤルではブレゲゴールド製のブレゲ針が回転します。ブラジル原産のオパールは、グリーン、ピンク、ブルーなどを経てグリーンからグレーへと移り変わる虹彩を放ち、ブレゲゴールドによる4つのブレゲ数字と8つのインデックスがチャプターリングを成します。
ケースの6時側では、完全な球形のアコヤパールが楕円のケースに応えます。丸い形のアタッチメントは「レーヌ・ドゥ・ナープル」の美しいデザインの特徴として有名ですが、ここではアコヤパールがそれを演じています。ソフトでセンシュアルなアコヤパールは、その繊細な虹彩をもってベゼルの一部に成す一方で、ブレゲゴールドを用いた初のブレスレットにも広がり、ブレスレットの中央列をまさにアコヤパールが構成しているのです。相対するそれぞれ2列のリンクはブレゲゴールドで作られています。

素材とコントラストが手首に華やぎをもたらすパールとゴールドを橋渡しするのは、しなやかにリンクが連結するブレスレット構造です。また、サテン調の加工を施したシャンパンカラーのアリゲーターレザーストラップを組み合わせたモデルもあります。
「レーヌ・ドゥ・ナープル ペルル・アンぺリアル」の裏面は、ケ・ド・ロルロージュ模様のギヨシェ彫りに縁取られたサファイアクリスタルのケースバックからプラチナ製の自動巻ローターに「プチ・トリアノン」模様をギヨシェ彫りしたムーブメントが見えます。個別番号とBreguetのサインが刻まれたキャリバー586/1は、38時間のパワーリザーブが備わります。

【仕様】
レーヌ・ドゥ・ナープル クレイジー・フラワー
品番:GJE25BH208985DB
価格:要問合せ
保証:購入から5年の国際保証

ケース:18Kブレゲゴールド
・ケースサイズ:縦32.1mm×横24.5mm/厚さ10.7mm
・116個(34.6カラット)のバゲットカット・ダイヤモンドを可動式にパヴェセッティング
・フランジに66個(0.1カラット)のブリリアントカット・ダイヤモンド
・片面に反射防止コーティングを施したサファイアクリスタル(文字盤側)
・「BREGUET 250 YEARS」の刻印と内側に反射防止コーティングを施したサファイアクリスタル
・ケースバック側:ケースバックに手作業による「ケ・ド・ロルロージュ」模様のギヨシェ彫り
文字盤:18Kブレゲゴールド
・206個(約0.8カラット)のダイヤモンドを上下に逆にパヴェセッティング
・および20個(約0.4カラット)のバゲットカット・ダイヤモンド
・18Kブレゲゴールド製の湾曲したブレゲ針
・18Kブレゲゴールド製のBreguetロゴ
・表示時・分表示
ムーブメント:キャリバー586/1(自動巻)
・ムーブメントサイズ:6 3/4リーニュ、直径15.3mm/厚さ3.9mm
・3Hz
・個別番号とBreguetのサイン
・部品数180個
・29石
・手作業のギヨシェ彫りで「プチ・トリアノン」のモチーフを施した、
・18Kブレゲゴールド仕上げのプラチナ製ローター
・振動数3Hz (毎時21,600回)
・シリコン製ひらひげゼンマイ、
・シリコン製ホーンのインバーテッド・レバー脱進機
・38時間パワーリザーブ
ストラップ:シャンパンカラーのアリゲーターレザー
・28個(0.218カラット)のダイヤモンドをパヴェセッティングした
・18Kブレゲゴールド製デプロワイヤントバックル
ボックス:当時ブレゲが使用していたモロッコ革のケースから着想した赤いレザーの250周年スペシャルエディションボックス、個別番号入り
[使用総数]
ブレゲゴールド:重さ約91.5g
プラチナ:重さ約1.6g
宝石総数:436個
総カラット数:37.2カラット


レーヌ・ドゥ・ナープル ペルル・アンぺリアル
品番:GJ29BH89254DD5J4
価格:要問合せ
保証:購入から5年の国際保証

ケース:18Kブレゲゴールド
・ケースサイズ:縦32.8mm×横26.4 mm/厚さ9.9mm
・ケースバンドに24個 (約0.2カラット)のブリリアントカット・ダイヤモンド
・フランジに66個 (約0.1カラット)のブリリアントカット・ダイヤモンド
・取り巻きとしてベゼルに23個(4.1カラット)のブリリアントカット・ダイヤモンドと15個(約0.9カラット)
の爪留めによるブリリアントカット・ダイヤモンド、および1個のアコヤパール
・リュウズにブリオレットカット・ダイヤモンド
・片面に反射防止コーティングを施したサファイアクリスタル(文字盤側)
・「BREGUET 250 YEARS」の刻印と内側に反射防止コーティングを施したサファイアクリスタル
・(ケースバック側):ケースバックに手作業による「ケ・ド・ロルロージュ」模様のギヨシェ彫り
文字盤:オパールとブリリアントカットおよびペアシェイプのダイヤモンド(計211 個で約0.5カラット)
・オフセンターのチャプターリングに18Kブレゲゴールド製のインデックスと
・18Kブレゲゴールド製のブレゲ数字
・18Kブレゲゴールド製のブレゲ針
・表示時・分表示
ムーブメント:キャリバー586/1(自動巻)
・個別番号とBreguetのサイン
・ムーブメントサイズ:6 3/4リーニュ、直径15.3mm/厚さ3.9mm
・部品数180個
・29石
・手作業のギヨシェ彫りで「プチ・トリアノン」のモチーフを施した、
・18Kブレゲゴールド仕上げのプラチナ製ローター
・振動数3Hz (毎時21,600回)
・シリコン製ひらひげゼンマイ
・シリコン製ホーンのインバーテッド・レバー脱進機
・38時間パワーリザーブ
ブレスレット:18Kブレゲゴールドとアコヤパール
ボックス:当時ブレゲが使用していたモロッコ革のケースから着想した赤いレザーの250周年スペシャルエディションボックス、個別番号入り
[使用総数]
ブレゲゴールド:重さ約110g
プラチナ:重さ約1.6g
宝石総数:340個
総カラット数:6.2カラット


品番:GJ29BH89254DD59
バリエーションとしてシャンパンカラーのアリゲーターレザーストラップと26個(約0.1カラット)のブリリアントカット・ダイヤモンドをセットした18Kブレゲゴールド製デプロワイヤントバックルを組み合わせたモデル

ショパール アルパイン イーグルに初の日本限定モデルが誕生!

2025.11.11 (火)

ショパールのアルパイン イーグルに、初となる日本限定モデルが登場。ベースとなるのは41mm径のルーセントスティール™ケースを用いたベーシックなモデルながら、3針モデルには存在していないブラック文字盤を用いるなど、細部にこだわりが盛り込まれた。

“SHIKKOKU”の名が示す通り、スーパーコピー時計針やインデックスに至るまで黒で統一された本作は、わずかな黒のコントラストで視認性が確保されている。鷲の虹彩をモチーフとした文字盤の模様はそのままに、この黒は、アルパイン イーグルとしては初めて自然界以外のものからもインスパイアを受けた色。日本の禅の美学や墨といった日本の伝統美に通ずるものが、文字盤の色のみならず針やインデックスなどダイヤル上全体で表現されている。

また、ショパールはこの日本限定をリリースするにあたり、ラグビー選手の稲垣啓太氏をアンバサダーとして起用するサプライズも用意。稲垣選手は国立競技場で行われた記者発表会に、このアルパイン イーグル日本限定を着用して登場し「自分が最も好きな色は黒」と明かすと、力強さを感じさせる時計の出来栄えを満足そうに語った。

本作は日本限定で100本の生産、215万6000円(税込)で、全国のショパールブティック、およびアルパイン イーグル取り扱い店舗ですぐに展開される予定だ。

ファースト・インプレッション
このアルパイン イーグル 日本限定は、ベーシックなラインナップにおいて控えめに言って最高の仕上がりだ。この時計はいまや一大コレクションとなり、サイズ展開も通常の3針モデルで41、36、33mmと豊富。僕自身が選ぶなら、ふたつの大きな理由から圧倒的に36mmだと考えていた。それは、控えめなサイズ感とデイト表示がないこと。サイズについては、着用感がよいのもさることながら、文字盤の凝縮感が増すことからより小ぶりな方が好みだった。デイトについては永遠の議論なのでここで多くを語ることは控えるが、僕はあっても日付を合わせないのでデイトの有無はどちらでもよいと言えばよいのだけれど、この“SHIKKOKU”を見たとき、デザインとしての完成度の高まりを感じた。なので、僕にとってのデイト表示とはデザイン上のファクターでしかないのだと確信しつつ、文字盤上を完全にシンメトリーに整え、わずかなコントラストの内に封じ込めたこの仕上がりに胸が高鳴った。ベースとなる文字盤の黒はより深く、ほんのり明るいグレーよりのインデックスと針は光の加減によって光沢を放つ。それが漆黒の文字盤に優美に浮かび上がるように感じられて、少し大きいと感じていた41mm用の文字盤のスペースがとても上手に生かされているように思えたのだ。

さて、アンバサダーに選出された稲垣選手は時計好きでも知られる。発表会の当日、黒のスーツに身を包んだ彼の腕にはこのアルパイン イーグル “SHIKKOKU”がよく馴染んでいた。どういうときに時計を身につけるか? また、“SHIKKOKU”はどんなときに身につけたいか? と僕が問いかけると、「練習や試合の行き帰りでも身につけますし、一日のなかでいつ何をするか把握するうえで、時計は欠かせないもの。この“SHIKKOKU”は、特に今日のようなスーツのときに合わせたいです」と答えてくれた。彼はもちろん屈強なラグビー選手であるのだが、「10年後、自分は42歳。ラグビー選手としてまだやっていられるかは分かりませんが、体が壊れるまで続けるつもりです。そのためにも日々強くあろうと思います」と冷静に淡々と答える様子から、とても理性的で静けさのある人物だと感じた。まさに、アルパイン イーグル “SHIKKOKU”のイメージにぴったりで、あのように自分自身と時計をシンクロさせることができたら手元で時計は一層輝くのだろうと、僕は少し羨んだ。

基本情報
ブランド: ショパール(Chopard)
モデル名: アルパイン イーグル 日本限定 エディション “SHIKKOKU”
型番:298600-3021

直径: 41mm
厚さ: 9.70mm
ケース素材: ルーセントスティール™
文字盤色: SHIKKOKU
インデックス: ローマン&バー
夜光: あり
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット:ルーセントスティール™ブレスレット、同素材のセーフティプッシャー付きトリプルフォールディングバックル

ムーブメント情報
キャリバー: Chopard 01.15-C
機構: 時、分、秒、ストップセコンド
直径: 28.80mm
厚さ: 4.95mm
パワーリザーブ: 60時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 31
クロノメーター認定: COSC
追加情報:通常版のアルパイン イーグルと異なり、デイト表示なし。総パーツ数196

価格 & 発売時期
価格: 215万6000円(税込)
発売時期: すぐに
限定:日本限定100本

1960年代に登場した4桁番台(16xx)のデイトジャストを紐解く旅へと出かけよう。

2025.08.28 (木)

デイトジャストは1945年に機構が発明されて以来、ロレックスのスタンダードとなった。ロレックス、いや機械式時計としていちばん初めに手に取られることも多いこのコレクションだが、意外にも研究が進んでいない分野で製造・販売された時期も曖昧な謎の多い時計でもある。今回は、最も数が多く市場でも手に取りやすい1960年代に登場した4桁番台(16xx)のデイトジャストについて、ディテールの整理を試みたいと思う。

1960〜78年ごろにまでわたる4桁品番
デイトジャストはロレックスにおいてはいわゆるクラシックモデルに属し、年々高騰の一途をたどるスポーツモデルとは少し違う。その値上がり幅はまだ緩やかで程度のよい個体も多いため、自分好みのディテールを探して楽しむにはいまだに適したフィールドだ。まず、デイトジャストとは何か、だが、同社の創業40周年を機に発表された肝入りのモデルであり、ロレックスによる三大発明がすべてそろった時計である。すなわち、高い防水性を実現したオイスターケース(1926年)、現在広く一般化したセンターローターが全回転する自動巻きスタイルを確立したパーペチュアル機構(1931年)、デイトジャスト機構(1945年、当初は単に日付表示)のすべてを備え、さらにフルーテッドベゼルやジュビリーブレスレットといった、ザ・クラウンのアイコニックな意匠を専用に、しかも初めて与えられたのがデイトジャストという時計なのだ。初代モデルであるRef.4467はゴールドケースのいわゆる高級機で、後年の立ち位置とは少し異なっていた。1956年にデイデイトが発表されるとハイエンドモデルとしてのポジションを譲ることとなり、SS×YGのロレゾールやSSモデルが初めてバリエーションに加えられるようになった。僕らにとっては、それ以後の仕様がなじみあるデイトジャストのものだと感じられるだろう。

ロレックススーパーコピーN級品代引きそれ以降のデイトジャストは単に大衆化しただけではなく、普及モデルとしての信頼感も向上していくのが特徴だ。膨大なバリエーションがあるが、プライスと機械的・つくり的な信頼度のバランスという意味で、1960〜78年ごろまで製造されていた、いわゆる16xxリファレンスの「4桁」に勝るものはないため、今回はディーラーの方々や過去の文献を頼りに世代ごとの細かな違いを解き明かす先鞭をつけようと思う。ひと口に4桁といってもかなりのリファレンスが存在するため、今回は1600、1601、1603に大別されるメジャーなベゼルのバリエーションを軸に、特に珍しい個体の紹介も加えていく。また、4桁デイトジャストは大きく2つの世代に分けられる。前期は1960〜65年ごろで、アルファ針とくさび形インデックスを採用し、ムーブメントにはCal.1530や1560を搭載していたモデルだ。後期は1965〜78年で、キャリバーは1965年ごろから1570搭載のものが登場し、針が現行のデイトジャストを定義付けるバトンタイプのものに落ち着いた世代。1971年ごろにはCal.1570にハック機能の搭載がスタンダードとなる。かつてディーラーの人々が売買する際の値付けの参考にするため重宝したという『VINTAGEAMERICAN & EUROPEAN WRIST WATCH PRICE GUIDE』によれば、一部のロレゾールやゴールドモデルは1987年ごろまで16xx品番として作られたという記録があるが、デイトジャストとしても5桁品番に切り替わったあとの時期であり、現状、真相は不明だ。余っていたケースや文字盤を後年になって製品として仕上げた可能性はおおいにあるが、個体としての流通量を見ると1978年ごろまでが4桁品番の区切りとするのが正しい理解になりそうだ。なお、16xx/8のように表記される8の部分は素材を表している。0がSS(表記されない)、3がSS+14KYG&PG、4がSS+18KWG、7が14KYG&PG、8が18KYG&PG、9が18KWGだ。現代では金無垢モデルに関しては一貫して8と表記されることもあるが、当時の運用として参考までに。

最初期のデイトジャストは主にCal.1560を搭載しているが、先に挙げたバタフライローターを採用していることに加えロレックス製ムーブメントの特徴でもある、赤いリバーシングホイール(切り替え車)を搭載しない個体も多い。これは、常に動き続ける自動巻き上げによる摩耗を抑えるため、赤いアルマイト加工を施したもの(両方向巻き上げであるため、2つある)で、なんともロレックスらしいディテールだ。何しろ、ケースの防水性をより完全なものとするため、リューズによる巻き上げを必要としない自動巻き機構を生み出したというエピソードがあるほどだから、完璧主義者らしい哲学が息づき始めた時代といえる。

トリチウム夜光でもSWISS表記
 ベゼルの種類でいえば、ステンレス製は刻みの入った1603とスムースベゼルを採用する1600がある。最も数が多いのは、冒頭で書いたようにデイトジャストのために作られた意匠である、ゴールド製のフルーテッドベゼルを備えた1601だ。このフルーテッドも初期型は刻みがより細かいという特徴がある。なお、生産数全体からすると、WGベゼル×ステンレスケースの仕様が最も多く、現在も流通している数が多いとされる。


1963年のロレックス公式カタログ。デイトジャストのなかに「ターノグラフ」という名称が。回転ベゼルの仕様を指したものと思われる。

 一方で文字盤上での明確な違いとして、アルファハンド(針)とくさび形インデックスが見られる。現行デイトジャストといえば、バーインデックスとバトン針、それに夜光が特徴だが、この時代はその限りにあらず。後期以降はだんだんと現代の意匠への移行が見られるため、よりヴィンテージライクなデザインを求めるならば前期型は満足度が高いだろう。また、この世代のロレックスを探す場合、かなりの人がトリチウム夜光か否かをひとつの判断基準にすると思う。ここまで掲載しているモデルはすべて「SWISS」表記になっているが、デイトジャストの場合、いわゆる「T SWISS T」表記が採用されるのは1965年以降の個体がメインであり、1960~63年ごろの初期型に関してはSWISS表記であってもトリチウムが用いられている。デザインによっては、夜光自体が配されていないモデルもあるが、実際リダンなどでもなくそういう個体は存在していると複数のディーラーが証言してくれたため、その点は安心してよさそうだ。

 なお、1953年に誕生し4桁品番で見られるRef.1625、通称「サンダーバード」は、もともとRef.6309と呼ばれていたモデル。上のロレックスカタログ(1963年)にも掲載されているが、モデル名は「DATEJUSTTURN-O-GRAPH」となっている。そう、回転ベゼルを搭載したモデルは当時ターノグラフとも呼ばれ、サンダーバードの前身でデイトジャストの一部とされていたのだ。ベゼルに機能を付加し時計をツールとした出色の存在で、ロレックスのツールウォッチ化を促したクラシックとスポーツの狭間にいる時計だ。

文字盤が多彩になる後期型

Ref.1600(1970年)、Cal.1570搭載。グレーダイヤルが経年変化した「ゴーストダイヤル」。ハックなしのCal.1570を搭載。1980年代後半まで生産された名機で、1971年以降にはハック機能も追加された。

 後期型はタマ数も多く遭遇する可能性の高い世代だ。前述のとおり、5.5振動でよりモダンなCal.1570の搭載(後年はハック機能も搭載)へと舵が切られ、バータイプの針とインデックスがデザイン言語として確立された。1945年の初代モデルより引き継がれていたアルファハンドやくさび形インデックスのディテールが、よりインダストリアルなデザインへと変化し、時間を確認する道具としてユニバーサルな方向に進化を遂げたといえるだろう。何より、初期型ではほとんどシルバーと黒しかなかった文字盤色にカラーが加わったのが大きな特徴だ。これがバリエーションの豊富さに拍車をかけ、さらに経年変化による退色の具合でもその個体の呼び名が変化したりする(これはスポーツモデルとも同様の流れだ)。たくさんのなかから好みの色や状態をセレクトする楽しみは、ヴィンテージのタンク マストと共通するような面白さがある。

 ダイヤルの色やパティーナの状態によって価値が変わるのはヴィンテージウォッチの醍醐味だが、特にロレックスのデイトジャストやデイデイトの一部に「ゴースト」と呼ばれるものがある。上に掲載したRef.1600は素晴らしい経年変化を遂げたと思われるが、一見、文字盤上のロゴや文字が消えているように見える。アプライドインデックスと王冠マークだけが象徴的で、初見であればニセモノだと疑う人もいると思うが、このゴーストダイヤルはコレクターのあいだでも珍重されるモデルで、人気が高い。ロレックスの文字盤はラッカーで着色されているのが一般的だが、パティーナする場合はラッカーの表面に施されたクリアが剥がれたり、ベースのラッカーが退色したりすることで発生するようだ。下のグレー文字盤が最も有名だが、シャンパンカラーやブラウンなどほかの色でも同じような「ゴースト」文字盤が確認されている。


Ref.1603(1964年)、Cal.1570搭載。SS×WGベゼル。針は交換されたものと思われる。


Ref.1600(1965年)、Cal.1570搭載。SS×YGベゼル。

大衆化したからこそ希少な金無垢モデル
 後期になって登場する白文字盤はマットに仕上げられているのが特徴で、非常に数が少ない。前述のグレーダイヤルなども同様だが、経年変化が多く見られたためかメンテナンスの際にロレックスによって交換されている例も珍しくないという。だからこそ近年、注目が高まっている要因でもあるが、ヴィンテージウォッチを手にしたなら安易にメーカーメンテナンスに出すと思わぬ後悔をすることもありそうだ。

 さて、4桁デイトジャストが持つバリエーションのなかでもう少し希少性が高いものをここではご紹介したい。後期世代に入って製造が安定してくると、新しいコレクションにもだんだんと珍しいバリエーションを加える手法は現在のロレックスとも共通している。まずはそのなかでも比較的ポピュラーな、通称「ワイド(ファット)ボーイ」。ベーシックなモデルよりも幅広かつ中央に溝のある針とインデックスを採用しているのが特徴だ。このディテールはデイトジャストのみならず、デイデイトでも見られたもので、1967年ごろからこのような個体が確認されている(過渡期だったのか、インデックスの一部だけが太い個体などもある)。本格的に生産数が増えたのが1970年以降なのか、初期のものはメンテナンスなどで交換されてしまい現在まで残っているものが少ないのか、4桁品番のなかでは比較的新しいものが多い。ただし、デイトジャスト全体の数と比べれば当然希少性は高いため、ベーシックなモデルよりも少しプライスは張ることになる。


Ref.1601/9(1960年)、Cal.1560搭載。フルWGという珍しい個体。ゴールドモデルは、ラグ根本部分のケース形状がSSモデルとは異なる。


Ref.1600/8(1970年代半ば)、Cal.1570搭載。オリジナルのオニキスダイヤルを備えた個体は、いまではほとんど市場に現れないほどの品に。

 一方、この時代のデイトジャストで最大級に希少性が高いのは18金ケースを備えたリファレンスであることは間違いないだろう。ディテールを見ると、金無垢モデルはケースからラグのシェイプが異なり、ラグ自体も穴なしの形状となる(SSはドリルラグ)。1960年以降の4桁デイトジャストは、初めてコレクションにSSモデルが追加されて大衆化したということは既に述べた。このことから、現在ゴールドモデル、それもブレスレットまで同時期のもので揃った個体というのは探すのがほぼ不可能なほどにハードルが高くなっている。4桁世代の金無垢ロレックスといえば、基本的にはデイデイトのことを指すほど生産数に差があるため、そちらを探すのが予算的にも難易度的にも利口な判断だ。それでもゴールド・デイトジャストの希少性に引かれるなら、多少年代のズレがあっても好みの仕様で探し出すか、時計のヘッドとブレスレット部分を別々に入手し理想とする1本に仕立て上げるかが現在のスタンダードである。


1960年代、北米でのロレックスの広告。当時記録的セールスとなったデイトジャストは多くの広告が見られる。この「ターノグラフ」ベゼルは18金だけに施されることが記載されている。

 今回掲載している2本は奇跡的にブレスレットも揃った品である。WGモデルはギルトダイヤルが見事な状態を保っており、たとえこれがSSモデルであっても大変貴重なものだといえる。取材を受けてくれた江口時計店の江口大介オーナーによれば、SSモデルに対してWGモデルを扱う頻度は100分の1程度だということで、これはそのまま当時の生産数にも反映されるような指標になるだろう。なお、ゴールドといってもYGとWGではその希少性にかなりの差があり、プライスにするとWGの方が3〜4倍程度高価になるようだ。当時、ロレックスのゴールドといえばYGだったのである。

 1970年半ばごろから数年間だけ生産されたものに、オニキスやステラダイヤルと呼ばれるものがある。これは、基本的にはデイデイトに見られるバリエーションで、一部金無垢のデイトジャストにも採用されて主に中東向けに製造されていたものだ。ステラダイヤルはエナメルに近しい質感のラッカーを厚く塗り、天然石のような深みのある色表現を実現したものだ。一方で深い黒のオニキスは天然石が用いられ、インデックスも王冠マーク以外の一切が排除されたミニマルなルックスが特徴となっている。当時の加工技術では天然石にインデックスをセッティングするのが困難だったことも想像されるが、このバリエーションだけがほかと特に異なるデザインになっていて、デイデイト、デイトジャストともに羨望の的である。現在、デイデイトでも年間2、3本が市場に流通する程度だが、デイトジャストのオニキスダイヤルはほとんど見かけなくなってしまった。

ヴァシュロン・コンスタンタンの創業270周年を祝うにふさわしいモデルである。

2025.07.25 (金)

ヴァシュロン・コンスタンタンのレ・キャビノティエ部門は、世界でもっとも複雑な腕時計を発表してから1年も経たぬうちに、ソラリア・ウルトラ・グランドコンプリケーションを世に送り出し、再びその世界記録を塗り替えた。今回登場したソラリアは懐中時計ではなく、41もの複雑機構、特許出願中の13件の発明、そして驚くほどモダンなデザインと、実際に腕に装着可能なサイズ感を特徴としている。あらかじめ断っておくが、この話は(またしても)Watches & Wonders期間中に掲載する記事のなかで最長の部類に入るだろう。

ご存じのとおり、ヴァシュロン・コンスタンタンは270年におよぶ歴史のなかで複雑機構時計の分野において常に重要な存在であり続けてきた。この分野において各ブランドのしのぎを削る小さな競争のなかで、同社は2017年に23の複雑機構を備えたレ・キャビノティエ セレスティア・アストロノミカル・グランド・コンプリケーション 3600を発表している。とはいえ、それでもなお、36の複雑機構を持つフランク・ミュラーのエテルニタス メガ4には及ばなかった。しかしながら、フランク・ミュラーの公式ウェブサイトはすでに時代に取り残されている。というのも、エテルニタスはすでに“世界でもっとも複雑な時計”の座を明け渡したばかりか、“もっとも複雑な腕時計”ですらなくなっているのだ。

前回ヴァシュロン・コンスタンタンが世界でもっとも複雑な時計を製作してから1年足らずの登場となった。

ジェイコブ スーパーコピーザ・バークレー・グランドコンプリケーションに対する畏敬の念はさておき、960g、直径90.8mm、厚さ50.55mmというこの“懐中時計”は、もはや時計というより置き時計のような存在だった(ただし、どこまでが時計でどこからが置き時計なのかは議論の余地がある)。そんななかで、私のお気に入りのコメントを紹介しよう。“時計型のケトルベル”。そしてある読者はこう語った。“感動的だ。今度は腕時計版を作ってよ”。まあ、それにかなり近いものを今回、実際に作ってしまったのだ。

昨年と同様、ヴァシュロンは今年もレ・キャビノティエ ソラリアをWatches & Wondersの前日に、選ばれたプレス関係者に向けてお披露目した。つまり、すべての詳細を知ることができただけでなく、私はこの時計を(触ることができなかったバークレーに対して、文字どおり)“ハンズオン”できたのだ。

概要
さて、この時計が41もの複雑機構を搭載し、13の特許を申請していることは前述したとおりだが、しかしもっとも感銘を受けるのは、時計のサイズと全体的な美しさだと思う。ヴァシュロンは2022年発表の“トリビュート・トゥ・バッカス”のように、“複雑性”と“派手さ”を結びつけることを避けてはこなかったが、このモデルは比較的控えめなケースデザインとモダンなダイヤルを備え、着用性も念頭においたパッケージとなっている。

さて、この時計が41もの複雑機構を搭載し、13件の特許を申請中であることはすでに述べたが、もっとも印象的な点のひとつはそのサイズと全体の意匠である。ヴァシュロンは2022年に発表したトリビュート・トゥ・バッカスのように、“複雑性=派手さ”という方程式を否定してこなかったが、本作では比較的控えめなケースデザインとモダンなダイヤルレイアウトを採用し、着用性にも配慮された構成となっている。

では、その着用性はどうか。時計のサイズは直径45mmで厚さが14.99mm。最近発表されたオメガ シーマスター プラネットオーシャン ワールドタイムと比較すると、直径で0.5mm大きく、厚さは4mm薄い。もちろんこれらは用途も目的も異なる2本の時計であり(ソラリアには防水性能の記載がなく、おそらく防塵仕様に留まると見られる)、ヴァシュロンによるこのモデルは価格非公開の1点モノであり、同社の高級時計製造部門によって製作された特別な作品だ。それでもなお、マイクロメカニクスと小型化という点で、ヴァシュロンの技術力の高さを如実に物語っている。

ムーブメントであるCal.3655は直径36mm、厚さ10.96mmに収められており、そのなかには14の天文複雑機構や、5種類のリピーターを含む多彩な機能が詰め込まれている。そのひとつであるスプリットセコンドクロノグラフは、天文機構としての役割も兼ねている。全体で1521個の部品と204個の受け石を用い、2万1600振動/時で駆動、パワーリザーブは72時間を誇る。

ビスポークで製作されたバークレー・グランドコンプリケーションとは異なり、ソラリアはヴァシュロン主導による完全オリジナルのプロジェクトである。ひとりの時計職人に、そう、たったひとりに思う存分創造力を発揮できる全権が与えられ、彼はその依頼内容に対し全身全霊を持って応えた。製作には8年を要した。予算も価格も設定されていないが、この時計は販売対象である。正式名称の末尾に“プルミエール”という名が冠されているのは、今後同様の依頼に応じて、それぞれ異なるディテールを与えながらも同じ複雑機構群を搭載するモデルが製作されることを意味している。すべての機構の一覧は記事の末尾に掲載するが、ここでは主要なものをいくつか紹介しよう。

もちろん(極めて複雑ではあるが)通常のチャイム機構、クロノグラフ、トゥールビヨンも搭載されているが、このモデルではウェストミンスター・ミニッツリピーター機構が、クロノグラフ機構およびトゥールビヨン調速機構とともにベースムーブメントに統合されている。常用時表示モジュールも同様に組み込まれているが、一方で恒星時は独立して作動する。

また、グレゴリオ暦に基づくパーペチュアルカレンダーと第2タイムゾーン表示も備えている。この第2タイムゾーン表示ではホームタイムとは別にローカルタイム用の独立した時針と分針が設けられており、さらにワールドタイム表示も搭載されている。天文表示では、選択した都市における満潮と干潮(日の出、日の入り、ムーンフェイズ、月齢と同様に)を表示するだけでなく、大潮と小潮の日付も示される。大潮とは、干潮と満潮の差がもっとも大きくなる現象で、新月や満月の1〜2日後、太陽・地球・月が一直線に並んだときに起きる。一方、小潮は、大潮から約7日後、太陽と月が直角の位置関係にあるときに現れ、潮の干満が穏やかになる期間を指す。

私にとってもっとも魅力的な複雑機構(あるいはその組み合わせ)は、コラムホイール式スプリットセコンドクロノグラフを天文観測のツールとして活用している点である。時計の裏側には、2枚のサファイア製ディスプレイが重なり合った“天球”(空の見かけの半球状の広がり)の表示が配されている。少々複雑だが(ほかに適切な言い方もないので)、どうか最後までお付き合いいただきたい。

まず裏面ダイヤルには、オーナーが設定した観測地点の夜空に広がる星座の一覧が表示され、星座の動きがリアルタイムで示される。この表示の中央にはスプリットセコンドクロノグラフが搭載されており、その中央部には、0時から24時までの時刻を指し示すグリーンの矢印が配されている。またダイヤルの中央から外周の中間地点には、もう1本グリーンの基準線が設けられている。ヴァシュロンによると、これらを以下のように活用するとのことだ。

「この複雑機構を作動させるには、ユーザーが天球図上で任意の星を視覚的に選び、クロノグラフを起動させます。クロノグラフ針がグリーンの基準マーカーに到達したら、スプリットセコンド針を停止させ、もう一方の針は選んだ星の現在位置に達するまで動かし、そこで停止させてください。選んだ星が空に現れるまでにかかる時間(時数)は、ダイヤル中央にある小さなカウンター上のグリーンの三角形で示されます。裏蓋の風防に沿って配置された月表示は、地球の太陽周回軌道上の位置に応じて、天球表示を調整する際の目安となります」

言うまでもなく、この表示機構も非常に複雑である。フロントダイヤルには4つのインダイヤルがあり、その下には都市と天文記号を示す2枚の金属ディスク、さらに日の出・日の入り・ムーンフェイズ(大潮および小潮を含む)を示す3枚のサファイアディスクが配置されている。各サファイアディスクの厚さはわずか0.18mmだ。

裏側では、シースルーケースバックが天文ディスクとして機能しており、そこには月と星座が刻まれている。ディスクの外縁部の厚さは0.6mmで、天球および恒星時を表示する回転ディスクの厚さはわずか0.3mmである。

美的観点から言えば、ダイヤルにこれほど多くの色彩が施されていることに納得がいくまでには、少し時間を要した。最初はイエロー、レッド、グリーンの多用によって、この時計に期待される重厚さや厳粛な印象が損なわれているのではないかと感じた。しかしやがて、これらの色がそれぞれ視認性を飛躍的に高めており、これまでに製作されたどの超複雑時計よりもはるかに現代的であることに気づいた。実物のほうが提供写真よりも遥かに落ち着いた印象を与えるのも特筆すべき点である。要するに、本作は視覚的なバランスという点において、これ以上ない完成度を誇るマルチコンプリケーションのひとつなのである。

出願された13の特許
2024年のザ・バークレー・グランドコンプリケーションの功績を理解するには、中国暦と、それをパーペチュアルカレンダーに応用する仕組みについての深い知識と解説が必要だった。これはRef.57260からバークレーへと進化するうえでの最大の違いであった。対して今回のソラリアでは、ヴァシュロンは多岐にわたる複雑機構について特許を申請している。

なぜそれが重要なのか? ヴァシュロン・コンスタンタンは、過去にもこうしたユニークピースを将来の量産モデルに技術を応用するための実験の場として活用してきた。たとえば、Ref.57260に搭載されていた球体トゥールビヨンは、のちにレ・キャビノティエ アーミラリ・トゥールビヨンの各種モデルに展開されている。特に、ほかの腕時計にも応用しやすいサイズのムーブメントを搭載した本作のようなモデルでは、その可能性はいっそう高まる。

時刻表示に関しては2件の特許がある。ひとつは、天文表示を正確に整列・固定しながら、点検や位置調整を容易にする“プラグ・アンド・プレイ”式の取り付け機構である。もうひとつは、ローカルタイムをホームタイムから切り離して表示できるユニバーサルタイムの新機構で、従来のゼンマイではなくディファレンシャルギアを用いて制御する点が特徴だ。さらにスプリットセコンドクロノグラフには、等時性と振動抑制の両立を実現する新設計のスプリットセコンド用干渉防止機構が採用されている。

特許申請の大部分はミニッツリピーターに関するもので、合計7件にのぼる。ハンマーのサイズを最適化し、ハンマーおよびゴングへ伝わるエネルギーを最大限に引き出すことで、より豊かな音を実現するため、ミニッツリピーターの構造そのものが再設計された。興味深いことに、その一環としてハンマーのサイズはむしろ縮小されており、それによってバックラッシュが最小限に抑えられ、素材にはより高出力を可能にするスティールが用いられている。そのうちの3つには18Kゴールドが加えられており、それには少なからず驚かされた。またこれらのハンマーは斬新な構成で地板の両側にペアで配置されている。さらに、リピーター作動時に打刻モードを選択できる新しいセレクターシステムも搭載されており、“時”だけの鳴動から、“時・クオーター(15分)・分”を含むフルストライキングモードまで選べる仕様となっている。

このような時計の魅力を、そしてこれほどまでに高度な技術を盛り込みながらも、2023年のIWC “エターナルカレンダー”よりわずか0.6mm厚いだけという事実をどう言葉にして伝えればよいのか途方に暮れている。本作は、現代の時計製造技術がいかに進化を遂げたかを雄弁に物語る存在である。

1から41までの複雑機構を列挙
バークレー・グランド・コンプリケーションの時と同様に、ソラリアが備える41の複雑機構をひとつずつ分解して見ていくのも有益だろう。ただし、ひとつ注意しておきたいのがトゥールビヨンの扱いである。調速機構でありながら、その製造は極めて複雑を極める。複雑機構と見なすかどうかについては長年にわたって議論が絶えず、そもそもこの議論に加わらないことが唯一の解決方法だ。最近この件についてベンに意見を求めたところ、彼は「複雑機構に数えられないけれど、実際は複雑機構だよね」と言っていた。まさにそのとおりだと思う。

とはいえ、もしあなたが事実を知っていてトゥールビヨンに反対票を投じるのであれば、ヴァシュロンは第2タイムゾーンの時・分についてはひとつの複雑機構しか搭載していないと自認している(私のカウントではふたつの異なる複雑機構)ので、その数は40、41、あるいは42の複雑機構になる可能性もある。いずれにせよ、この時計が以下の機能を備えた世界でもっとも複雑な腕時計であることは間違いない。

とはいえ、もし読者がトゥールビヨンは複雑機構ではないと考えていたとしても、ヴァシュロン自身は第2タイムゾーンの時・分表示をひとつの機構として数えており(私の見方ではこれはふたつ分に相当する)、この時計の複雑機構の数は40とも41とも、あるいは42とも言えるかもしれない。いずれにせよ、この時計が“世界でもっとも複雑な腕時計”であることは疑いの余地がなく、以下がその内容である。

時間計測(計6項目): 1. 基準都市における昼夜表示、2. 第2タイムゾーンの24時間制による時・分表示、3. 24都市のワールドタイム表示、4. 第2タイムゾーンの昼夜表示、5. シリコン製テンプを備えた2万1600振動/時のトゥールビヨン
6. ベースムーブメントに組み込まれた常用時表示モジュール

グレゴリオ暦パーペチュアルカレンダー(計8つ): 7. パーペチュアルカレンダー、8. 曜日表示、9. 日付表示、10. 月表示、11. 年表示、12. うるう年表示、13. 年内週番号表示(ISO8601カレンダー準拠)、 14. 曜日番号(ISO 8601カレンダー準拠)

月表示(計3つ):15. ムーンフェイズと月齢表示、16. 潮位表示、17. 大潮・小潮表示

天文表示(計14):18. 季節(春分、夏至)、星座表示、19. 太陽の位置、20. 日の出時刻(基準都市による)、21. 日没時刻(基準都市による)、22. 一日の長さ(基準都市による)、23. 太陽年における均時差、24. 太陽の南中時刻(基準都市による)、25. 地平線上の太陽の高さ(基準都市による)、26. 太陽の偏角、北半球/南半球の太陽の緯度を3次元の地球が表示、27. 恒星時、28. 恒星分、29. 天文星座/30. 天空図(基準都市による)、31. 天体の時間的追跡

チャイム機構(計5つ): 32.ミニッツリピーター、33. ウェストミンスター・カリヨン・チャイム(4つのハンマーと4つのゴング) 34. 時単位のみまたはフルチャイムの選択、35. チャイム時のリューズロックシステム、36. ハンマーの反発を抑え、運動エネルギーの伝達を最適化するダブルストップ・ハンマー機構

クロノグラフ(計4つ): 37. クロノグラフ(1コラムホイール)、38. 60分積算計、39. スプリットセコンドクロノグラフ(1コラムホイール)、40. スプリットセコンドクロノグラフ用アイソレーター機構

追加機能: 41. パワーリザーブ表示(190度までの外周ディスク)

米国大統領、スイス製品への31%の関税を“解放の日”演説で表明。

2025.07.25 (金)

米国はスイス時計業界にとって最大の輸出市場であることもあり、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領による大規模な関税の脅しに動揺を隠せなかった。水曜日に行われた演説で、トランプ氏は中国、インド、欧州連合諸国を含む100以上の国や貿易相手国に対して広範な関税措置を講じると発表。ブルガリコピーそのなかで、スイスから米国に輸入される製品には31%の関税を課すとのグラフを示した。

トランプ氏はまた、すべての貿易相手国に対して一律10%の関税を適用しつつ、スイスを含む一部の国々には“報復的”な2桁台の関税を課す方針も明らかにした。これを受け、中国製品には34%、欧州製品には20%、日本には24%、英国には10%の関税が課される見通しだという。この発表を受けて、米国株先物は急落した。

スイス製時計の最大輸出先は2021年に中国を抜いて米国となっており、今回示された31%の関税は、パンデミック後の世界的な需要低迷を背景に米国市場に依存してきた業界にとって衝撃的な打撃となる可能性がある。ロレックス、パテック フィリップ、ヴァシュロン・コンスタンタンといった最高級ブランドから、スウォッチ グループ傘下のロンジンやティソといった量販価格帯のブランドに至るまで、かつての勢いを失った中国市場に代わって米国の需要に活路を見出してきた。

2024年には、スイスから米国への時計輸出額が前年比で5%増加した一方で、中国向けの出荷は25%減少しており、年間の総輸出額は約260億スイスフラン(日本円で約4兆4700億円)で前年比2.8%減となった。

スイスのカリン・ケラー=ズッター(Karin Keller-Sutter)大統領は、米国の関税方針について「承知しており、速やかに今後の対応を検討する」と述べた。また、SNS(X)への投稿では「スイスの長期的な経済利益が最優先であり、国際法の順守と自由貿易は我が国の核心的価値である」と強調した。

この唐突な関税発表は、業界関係者がジュネーブに集うWatches & Wondersの開催期間中に行われた。同イベントでは60を超えるトップブランドが新作を発表し、小売業者や国際メディアと面会するなど、業界全体でのプロモーション活動が展開されている。イベントに出席していた多くのスイス企業の幹部らは、機械式時計の製造基盤が米国にはほとんど存在しないことから、業界が関税対象から外れることを期待していた。

「スイス製の時計を米国で作ることはできない」と、手ごろな価格のツールウォッチで知られるスイスブランド、オリスの共同CEOであるロルフ・スチューダー(Rolf Studer)氏は、トランプ氏による関税発表に先立つインタビューで語った。

さらにスチューダー氏は、「付加価値は流通や小売の段階で生まれている。そこに課税されるということは、米国市場における価値創出そのものに影響を与えるということだ」と述べ、「だから私は、この政策には合理性がないと思う。とはいえ、それが実行されないという保証にはならないのだが」と付け加えた。 

シュウ ウエムラ(shu uemura)の2025年秋コスメとして、新作リキッドルージュ「キヌルージュ クリーム」が登場。

2025.07.18 (金)

“抜け感ヌードベージュ”の新マットリップ
「キヌルージュ クリーム」BG943 5,280円(編集部調べ)<新製品>
「キヌルージュ クリーム」BG943 5,280円(編集部調べ)<新製品>
スーパーコピー代引き優良サイト「キヌルージュ クリーム」は、明るい肌色へ導く新作リキッドルージュ。シュウ ウエムラの計算しつくされた色彩で、ベージュカラーにピンクニュアンスを加え、アイコニックなヌードベージュを完成させた。ひと塗りで纏う人の肌色をトーンアップさせ、抜け感のある印象を叶える。

またマットな仕上がりながら、とろけるようなホイップテクスチャーなのも魅力的。シアバターなどの保湿成分を配合しており、乾燥レスなマットリップをキープしてくれる。カラーは全12色展開。

カラー展開
左から)「キヌルージュ クリーム」BG 943,BG 945,BR 781,BR 793 各5,280円(編集部調べ)<新製品>
左から)「キヌルージュ クリーム」BG 943,BG 945,BR 781,BR 793 各5,280円(編集部調べ)<新製品>
BG 943 キヌベージュ
BG 945 ピーチマティーニ
BR 781 アーモンドホイップ
BR 793 フラッフィーモミジ

左から)「キヌルージュ クリーム」PK 333,PK 367,PK 387,RD 146 各5,280円(編集部調べ)<新製品>
左から)「キヌルージュ クリーム」PK 333,PK 367,PK 387,RD 146 各5,280円(編集部調べ)<新製品>
PK 333 スフレピンク
PK 367 ロージークッション
PK 387 ブラッシュシフォン
RD 146 ムースレッド ※数量限定色

左から)「キヌルージュ クリーム」RD 192,OR 545,OR 557,OR 599 各5,280円(編集部調べ)<新製品>
左から)「キヌルージュ クリーム」RD 192,OR 545,OR 557,OR 599 各5,280円(編集部調べ)<新製品>
RD 192 メルティルージュ ※数量限定色
OR 545 ビワオンブレ ※数量限定色
OR 557 ミカンクリーム
OR 599 ダスククラウド

【詳細】
「キヌルージュ クリーム」全12色(うち限定3色) 各5,280円(編集部調べ)<新製品>
全国発売日:2025年8月1日(金)
予約開始日:7月25日(金) ※全国百貨店にて受付

【問い合わせ先】
シュウ ウエムラ
TEL:0120-694-666

ブレゲ(Breguet)の「タイプ XX(タイプトゥエンティ)」コレクションから、2種類の新作メンズ腕時計「タイプ XX 2075」が登場する。

2025.07.18 (金)

アーカイブ再現のクロノグラフ腕時計
「タイプ XX 2075」
「タイプ XX 2075」
ブレゲスーパーコピー時計 代引きフランス空軍のために1950年代に設計された腕時計にルーツを持つ「タイプ XX」コレクション。飛行の際に必要な情報を一目で確認できるよう、クロノグラフ機能や回転式ベゼル、視認性の高い大きなアラビア数字インデックスといったディテールを備えているのが特徴だ。

新作モデル「タイプ XX 2075」は、1955年に発売されたアーカイブモデルをベースに再現したもの。文字盤は、もともとサテン仕上げのシルバーだった過去モデルが後にブラックへと変更されたことを踏まえ、ブラックとシルバーの2種類をラインナップした。

ブラックorシルバーの文字盤
「タイプ XX 2075」
「タイプ XX 2075」
ブラック文字盤にはアルミニウムを使用し、深みのあるブラックカラーを実現。一方のシルバー文字盤には、航空機に使用される素材「ジュラルミン」をコレクション史上初めて採用。スターリングシルバーを用いて、縦方向のブラッシュ仕上げを施し、繊細で洗練された輝きを放つ仕上がりとなった。

18Kゴールドのケース&ベゼル
「タイプ XX 2075」
「タイプ XX 2075」
アーカイブモデルと同じく38.3mmを採用したケースは、上品に輝く18Kブレゲゴールドを使用。数字やインデックスも同じくブレゲゴールドで仕上げられ、統一感のある上品な印象にまとめている。さらに、両方向回転ベゼルには文字盤のカラーに合わせた数字を施し、洗練された雰囲気を漂わせている。

フライバック機能付き
「タイプ XX 2075」
「タイプ XX 2075」
機能面も魅力で、文字盤の9時位置にはスモールセコンド、3時位置には「フライバック」機能を装備。この「フライバック」機能は、4時位置にあるボタンを1度押すだけでクロノグラフを瞬時にリセットし、再スタートできる仕組みとなっている。針には蓄光仕様が施されており、暗い場所ではインデックスや針、クロノグラフが淡いグリーンの光を帯び、幻想的に浮かび上がる。

飛行ルート描いた手巻きムーブメント
「タイプ XX 2075」
「タイプ XX 2075」
ムーブメントは、2023年に発表された高性能な自動巻きムーブメント「キャリバー728」のバリエーションを採用。ケースバックはスケルトン仕様で、大西洋を横断したブレゲXIXの飛行ルート、ヨーロッパや北アメリカ大陸の沿岸線などが美しく描かれムーブメントを眺めることができる。

【詳細】
ブレゲ 新作腕時計「タイプ XX 2075」
展開店舗:直営ブレゲブティック(銀座・伊勢丹新宿店・日本橋三越本店・阪急うめだ本店)、全国正規代理店
※入荷状況に関しては要問い合わせ。
ラインナップ:ブラック(アルミニウム文字盤)、シルバー(シルバー925文字盤)
※シルバー(シルバー925文字盤)は250本限定。

<仕様>
サイズ:直径38.3mm、厚さ13.2mm、ラグ幅19mm
ケース素材:18Kブレゲゴールド
防水性能:5気圧防水
ストラップ素材:カーフ(バックルは18Kブレゲゴールド)
機能:フライバッククロノグラフ、スモールセコンド
ムーブメント:ムーブメント 7279(手巻き、機械式)
パワーリザーブ:60時間

ハルタ(HARUTA)とサロン アダム エ ロペ(SALON adam et ropé)のコラボレーションによるガラスレザーローファーが登場。

2025.07.18 (金)

ハルタ×サロン アダム エ ロペのガラスレザー製コインローファー
ハルタ for サロン ガラスレザーローファー 22,000円
ハルタ for サロン ガラスレザーローファー 22,000円
スーパーコピー恒例となった、サロン アダム エ ロペと“学生靴”でおなじみの1917年に創業した老舗シューズメーカー・ハルタのコラボレーション。2025年夏は、端正なガラスレザーを用いたローファーがラインナップする。

ハルタ for サロン ガラスレザーローファー 22,000円
ハルタ for サロン ガラスレザーローファー 22,000円
甲部分には、サロン アダム エ ロペオリジナルの服にも使われている、艶やかなゴールドプレートをコインローファー風にあしらっているのがポイント。軽量なボリュームソールを合わせ、スタイルアップも叶う1足に仕上げた。

ハルタ for サロン ガラスレザーローファー 22,000円
ハルタ for サロン ガラスレザーローファー 22,000円
カラーは、ブラック、ブラウン、ボルドーの3種。上品でありながら、シンプルなデザインなのでカジュアルにもフォーマルにもマッチし、様々なコーディネートで活躍してくれる。

【詳細】
ハルタ for サロン ガラスレザーローファー 22,000円
発売日:2025年7月31日(木)
※6月6日(金)~ジュン公式オンラインショッピングストア「ジャドール ジュン オンライン(J‘aDoRe JUN ONLINE)」にて予約開始。
取扱店舗:サロン アダム エ ロペ ニュウマン新宿店、東急プラザ銀座店、アトレ吉祥寺店、天王寺ミオ店、ココロ新潟店、香林坊大和店、ジャドール ジュン オンライン
カラー:ブラック、ブラウン、ボルドー
サイズ:22.5、23.5、24.5、25.0cm

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