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鳥取県の遺跡紹介
■青谷の上寺地遺跡の紹介

鳥取県の青谷町で古代人の脳がほぼ完全な状態で出土した。この事は世界的にも珍しく最近特に注目を集めた。
古代人の生活様式が良く分かるような、日常に使用している木製の道具類や、家具がよく保存されてほぼ完全な形で出てきた。青谷町は早速 駅の近くに常設展示場を作り資料を展示している。

展示館 上寺地遺跡の発見は山陰道の建設であった。およそ2200年前に始まる古代、弥生時代のものが色々と発掘されて、ゴミ捨て場だった貝塚ではマガキ、サザエ、イガイ、ハマグリ、アサリなどが多数見られ、当時の食生活がわかる。
今回の発掘で5200点の人骨が集中して出土しており、しかも殺傷痕のある頭蓋骨や骨に傷が多数見られ当事争いが厳しかった事が伺われる。弥生時代後期になると、木材の板で溝を作っていた跡や、家の窓に使用されたと思われる格子戸もほぼ完全な形で出土した。また、稲作が始まっていた事がうらずけられる水田跡、船で往来や漁をしたと思われる丸木船も多数出土している。
人間の脳が2000年も保存されていたのは、現場が粘土質で水分はあるが酸素の供給がなされなかったため、腐食を免れたと推定されている。
脳味噌 その他、注目する発見は、大規模な土木工事、大規模な水路跡、日本最大級の板、など多数ある。
以下展示館のパンフレットより引用した。また、町のホームページの 青谷町タウンに紹介されている。
最大の板 木製の器 人の頭 動物の頭 格子戸 桶 斧 骨 琴 いす 見取り図 発掘物 見取り図
ここで更に詳しく知りたい方のために
・・・・ ■上寺地遺跡の紹介パート2

■淀江町の妻木晩田(むきばんだ)と大淀廃寺の紹介

妻木晩田遺跡は鳥取県西部、淀江町の山頂にゴルフ場建設で見つかった。 航空写真 写真から分かる様に広大(152ha)な範囲に古代人の住居跡(900棟)や、建物跡(30基)等が見つかりましたが、全てが同時期に存在していたのでは、無く約300年間の生活の積み重ねだそうです。現地には中央部分に展示館と駐車場があり見学路が整備されていますが、発掘調査された遺構は埋め戻されています。 洞原地区 仙谷地区 妻木新山地区 洞原地区 松尾頭地区 松尾城地区 住居 住居


説明分のついた写真等は遺跡パンフレットからの引用です。 なお妻木晩田遺跡は鳥取県のホームページに紹介されている。

地図
石馬 また古墳時代に作られたと思われる、全国的にも珍しい石馬や、飛鳥・奈良時代の上淀廃寺(仏教壁画て有名となった菩薩の絵や神将の絵)跡等すぐ近くにあり当時の文化の高さや韓国との交流をうかがわせる貴重な資料を歴史民族資料館で紹介している。古代の住居跡を再現した公園も隣にあり、古代の生活をイメージしたイベントも実施している。


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