私の物作り遍歴について

物作りは、もう昔のこととなりました。最近はトンとご無沙汰です。35年ぐらい前は色々と挑戦していました。いま、形が残っているのは 下の写真にある物ぐらいです。
始めの物は、ユニデン2010、2メータートランシーバーの送信周波数を作る周波数シンセサイザーとでも言うか、1、2、4、8、で分周していました 多チャンネル化の先駆け的なものでした。
次はHFモービル(FT-75)を固定で使うための電源装置で12V、10Aの容量があります。当時としては中々のものでした。今ならこんな物は分けなく作れますがね。

次の電源装置はチョットした実験用に重宝した物で、電圧は0V〜20Vまでの可変で、短絡保護回路付です。電流容量は1Aです。
4番目はFMのステレオ送信機です。小電力で室内でしか使用できませんでしたが、その当時は魅力のあったものです。
次はデジタル時計、極ありふれたものです。最後は、周波数カウンターです、400メガヘルツぐらいまで計れたと思います。4メガまで計測できるICに プリスケーラーを付けて100倍の周波数までカバーしています。ロジックICを多用した回路構成で出来ています。われながらその当時としては力作でした。

次は私が始めてコンピューターの世界に踏み込んだ製品、TK-80 トレーニングキットです。最終的にはBASICが動きました。
以上は35年前ぐらいの品物ですが、最後の真空管アンプは12、3年前の作品です。 周波数 電源装置2 電源装置1 FM-Trans Clock COUNTER TK-80 VB-300B

物作りの元になった、製品 左からユニデン2010トランシーバー、HFポータブルトランシーバー(FT-75)、LINAXで動くファイル共用サーバー(玄箱)
ユニデン FT-75 玄箱

一番最後の製品は製作とは言いがたく、LINAXに挑戦している小物(玄箱)です、始めはこれでホームページを開設しようと考えていましたが中々思うように動いてくれません。 いつかは物にしようと考えています。

小学生の頃はゲルマニュームラジオ、トランジスターラジオ、中学生になったら5球スーパーラジオなどをつくっていました。この頃世の中はHiFiとかステレオなどが はやりだしました。真空管式のミニ送信機はとても魅力的なものでした、高校生の時は放送部のアンプを作っていました。6CA7といって5極のGT管のプッシュプルアンプで パワーがかなりありました。真空管式のステレオにこっていた時代でした。その頃FM放送が始まり、 真空管式のFMチューナーも自作しました。19Khzのパイロット信号ずれになやまされました。
最後に登場したのは、現在組み立て進行中のロボットです。これは、月2回発行される組み立て本のキットです。 ロボット
平成19年3月30日現在で55号まで進み、ロボット本体は両手と足となる車輪の組み立て、また胴体と腰から下部分のつなぎ、各種基板の本体への組み込みを残すのみと成りました。
パソコンで制御するためのソフトのインストールはまだ実施していません。今後今までの説明をじっくり読んで実施する予定です。