インターネットの通信方法はグローバルIPの枯渇に伴いIPV6が登場しました
                           IPv4 約43億通り IPv6 約43億の4乗通り  (R07-4-1)




 そこでIPV6とは何なのかいろいろと調べてみました。
IPV6を試すサイト IPV6を試すサイト というものがありました早速試してみましたら、
テストの結果は下図の通りでした。
 
以上のテスト結果から我が家のIP環境ではIPV6が使える環境で、接続スピードもわづか早いようです。
ここで IPV6アドレスの240f:b3:4a7c:1:1146:8622:7126:2b2  8桁の表記の意味はどうなっているのでしょう。
IPv6アドレスの表記方法
1.IPv6アドレスは、128ビットの長さを持ちます。
2.この128ビットは、16ビットずつの8つのフィールドに分割されます。
3.各フィールドは「:(コロン)」で区切られます。
4.各フィールドは、IPv4アドレスのような10 進数表記でドット区切り表記ではなく、16進数の値です。 例えば、「2001:0db8:85a3:0000:0000:8a2e:0370:7334」のような表記になります。

IPv4 では 10 進数で表記していたが、IPv6 は IPv4 と比較してアドレス長が 4 倍になったので、より短い表記で済むように 16 進数で表記する。しかし、それでも長いので、省略記法が用意されている。
ルールは 2 つある。
セクションごとに、0 パディングは省略可能
例: 0012 → 12
ただし 0000 の場合は 0 とする
0000:0000:0000 のように 0000 が連続している場合は :: で省略可能
ただし :: は 1 ヶ所にのみ使用可能
0000 が連続する部分が複数ある場合は最も長い部分を :: で省略する




IPv4では、PPPoEでインターネットに接続しています。
PPPoE(PPP over Ethernet)」では「ネットワーク終端装置」がデータの受け取り手を確認し、ユーザーIDとパスワードを照合して「プロバイダー」からインターネットに接続する接続方式です。

一方、IPV6「IPoE(IP over Ethernet)」では、「ネットワーク終端装置」がデータの受け取り手を確認せず、直接「プロバイダー」にアクセスしてインターネットに接続できる仕組みになっています。
さきほどの高速道路の例でいうと、ETCを使って停車することなくスムーズに高速道路を利用するイメージです。
IPv4とIPv6との違いとは

ではあなたのPCがIPV6に対応しているかのチェック方法です。

Windows11での確認方法
@Windowsマークを右クリックし、「設定」を選択します。
A「ネットワークとインターネット」→「ネットワークの詳細設定」→「ハードウェアと接続のプロパティ」の順に選択します。
Bハードウェアと接続のプロパティの情報が表示されるため、「IPv6アドレス」の項目が表示されているか確認しましょう。表示があればIPv6に接続されています。

IPv4 / IPv6 を有効・無効に設定変更する手順


IPv6を利用するには、IPv6に対応したルーターを準備する必要があります。また、利用するWebサイトがIPv6に対応していなければ閲覧できない場合があります。
IPv4のサイトを閲覧できないデメリットを解決するのが「IPv4 over IPv6」という接続方法です。
IPv6環境で通信をしながらもIPv4アドレスでの通信も可能にする技術で、
これを利用することにより、IPv6に対応していないWebサイトも見られますし、回線の渋滞を避けられるため、通信速度の改善も期待できます。
  (イメージは上図の高速道路を走る車の右の「新方式のIPOE方式」です)

IPv4 over IPv6について


IPv6にする方法
IPv6を利用するためには、回線・プロバイダーそれぞれにIPv6の申し込みと準備が必要です。プロバイダーへの申し込みは、IPv6(IPoE)に対応しているプランを選びましょう。
注意点は、プロバイダーがIPv6接続オプションを提供していて、さらに「IPoE対応」であること。
IPv6対応であっても、接続方式がPPPoEのみのプロバイダーであれば、速度改善の期待はできないので注意しましょう。また、IPv6対応の通信機器(モデムやルーター)の準備も必要です。

最近のipv6 対応 の ルーター

端末の設定を変更する(必要な場合)
「プロバイダから手動でIPv6に設定するよう指示された」場合には、端末の設定を変更しましょう。

Windows11でIPv6を設定する方法は、以下の通りです。
@タスクバーにある虫眼鏡マークをクリックし、「コントロールパネル」と入力してアプリを検索します。

A「コントロールパネル」内にある「ネットワークと共有センター」を開きます。

B画面左側のタスクにある「アダプターの設定の変更」を選択します。

C「イーサネット」のアイコンを右クリックし、「プロパティ(R)」を選択して「イーサネットのプロパティ」を開きます。

D「ネットワーク」タブの「この接続は次の項目を使用します(O):」の枠内にある、「インターネットプロトコルバージョン6(TCP/IPv6)」にチェックを付けます。

その後、「インターネットプロトコルバージョン6(TCP/IPv6)」を選択した状態で「プロパティ(R)」をクリックします。

E「インターネットプロトコルバージョン6(TCP/IPv6)のプロパティ」の画面にある、「IPv6アドレスを自動的に取得する(O)」と
「DNS サーバーのアドレスを自動的に取得する(B)」にチェックを付けます。

F「OK」を選択して「イーサネットのプロパティ」の画面に戻り、「閉じる」をクリックします。

 IPV6 参考動画
  
参考サイト
https://povo.jp/consider/library/detail/article_058/
https://qiita.com/pieceofmysoul1225/items/08d378f0eb75dad8815f