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EPM 3 使用体験パート2 (ドライブが「C:」のみのバソコンに「D:」ドライブを構築する方法の紹介です)

(注)この紹介はhttp://www.softnavi.com/easeus_partition_manager.htmlの説明に青色追記文と言う形で紹介しています。

設置面積0、究極の小型PCとして売り出した「エプソンダイレクト」のEndeavor NP11-V を構成をよくチェックせずに購入したら、ドライブが「C:」ドライブのみでした。
このPCの使用目的はサーバーです。コンパクトで省電力なので現在使用している、サーバー(富士通のパソコン)の代わりにと思っていたので「C:」ドライブだけでも良かったのですが、 まだ何もインストールしていない状態なのでミスしても再インストールすれば元に戻ると安易な気持ちでこのページを見ながら「D:」ドライブの構築に挑戦したらうまくいきましたので、 元のページに追加((青色部分))と言う形で紹介します。画像は1枚を除いてクリックすると大きな画像になります。

EASEUS Partition Manager

 今までパーティション操作が出来るフリーのソフトといえばGParted等のLinux系ソフトがありましたが、一旦CDやDVDにライティングしてブートする必要があったりファイルシステムがNTFSのパーティションを移動する事が出来ない等の制限がありました。そこでここではWindows上から手軽にGUIでパーティションの操作が出来るEASEUS Partition Managerを紹介していきます。

easeus-1.png(14621 byte)

  インターフェースはSymantecに吸収されて無くなったPartition Magicにそっくりで、ウインドウ上部には同社の広告が表示されるようになっています。言語は英語ですがマウスで簡単に操作できるので問題ありません。個人使用に限り無償で使え、対応OSはWindows XP/2000の他、Vistaにも対応になりました。

  見た目だけでなく操作もPartition Magicと殆ど一緒なので使用した事がある人はとっつきやすいと思います。

EASEUS Partition Manager ダウンロード

 EASEUS Partition Managerは公式サイトの下記のページにあるHome Editionの欄からダウンロードする事が出来ます。ダウンロード後、インストーラーを実行してインストールして下さい。

EASEUS公式サイト ■EASEUS Partition Managerのページ

EASEUS Partition Managerでパーティション操作

 では実際に下でEASEUS Partition Managerを使ってパーティションを操作していく流れを紹介していきます。因みにパーティションの操作は非常に危険を伴うので実際に使われる際は、万が一に備えて重要なファイルを外部メディア等にバックアップしておいて下さい。

easeus-3.png(13834 byte)

 EASEUS Partition Managerを起動すると現在のハードディスクの構成がウインドウに表示されます。左画像ではパーティションを分割していないのでドライブ1つと未使用領域しか表示されていませんが、CドライブやDドライブ等に切ってある場合はそれら全てが表示されます。

 パーティションのサイズを変更する場合はそのパーティションを選択してツールバーの「Resize/Move」ボタンか右クリックから「Resize/Move」を選択します。

easeus-5.png(9429 byte)

 ダイアログが表示され、ここから直接マウスでドラッグする事によりパーティションのサイズを変更する事が出来ます。又、直接数値を指定してサイズを変更する事も可能です。

 ここでサイズを変更してもすぐに反映されるわけではありません。後から何度もやり直す事が出来ます。サイズが決まったら「OK」で終了します。

空き容量を作るのには「パーティションサイズ」を操作して容量を確保しますが、上の「C:」ドライブが表示されている右端を選択して左にドラッグしても容量の確保は出来ます。私の場合160Gの約半分にしました。
agb10/esseus-7.png(1903 byte)

 空き領域がある場合は新たにパーティションを作成する事も出来ます。上と同じ要領で空き領域を選択し、ツールバーか右クリックで「Create」を選択。ダイアログが表示されるのでサイズやドライブレター、ファイルシステムを設定します。

 どう設定していいかよく解らない場合は「File System」を「NTFS」にしておき、他は設定を弄らずそのままにしておけばいいでしょう。

空き容量の確保が出来たらはっきり覚えていません上の図の「クリエイト」を実行したと思います。そして、画像が2段になつたら下の段のドライブレターを「D:」にします。変更前は「*」で表示されていました。
easeus-8.png(8816 byte)

 操作に失敗した場合は「Undo」で1つ前に、「Discard」で最初の状態まで戻す事が出来ます。実際にパーティションのサイズ変更や作成を実行するにはツールバー又は左下にある「Apply」ボタンをクリックします。起動中のOSを含むパーティションの変更を行う場合は再起動が必要になります。

 再起動後、Windowsの起動途中でEASEUS Partition Managerが実行され、実際にここからパーティションの変更が行われます。

説明に在るように自分の思うようにならないときは「Undo」で1つ前に、「Discard」で最初の状態まで戻す事が出来ますから安心です。最後の「Apply」ボタンをクリックし無い限り途中で止めることも可能です。「Apply」ボタンをクリックすると左の画面になったあと、再起動を促す画面になりますから指示のとおり実行します。 私の場合はプログラムが少ない関係かすぐに完成となりました。

 空き容量の多いDドライブの容量を小さくしてCドライブの容量を大きくしたい場合は、先にDドライブの容量を削って後方に移動し、Cドライブの後ろに出来た空き領域を利用してCドライブを拡大するといった操作になります。又、メニューバーにある「Tool」からはCD/DVDからEASEUS Partition Managerを起動できるブータブルディスク用のISOイメージが作成出来ます。

(追記)閲覧者の方から指摘して頂いた情報によるとフリーバージョンではブータブルディスク用のISOイメージの作成は出来ないとの事です。

本体仮立ち上げD:ドライブ
画像説明左から --Endeavor NP11-V本体-- --仮のシステム-- --D:ドライブが出来たマイコンピューター--  
本体仮立ち上げD:ドライブ
Endeavorを解剖する。
画像説明左から-- --カバー(左)をはずした本体(右)-- --左側の入出力端子部分-- --メモリーを外した部分の拡大--
H21-8-6 edit

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