これはコアーメモリーと言ってコンピューターが誕生したころに使用されていたメモリーです。
コアーメモリーの原理は、コアーの中に縦と横に電線を通し、これで位置を特定します、
またそのコアーの中に信号の書き込みと読み出しを
行う電線を通しコアーの磁化された極性により"1"と"0"を判断します。
このユニットが縦横に沢山つながれます。そして、コアーの数がメモリーの1ビットとなります。
写真では分かりずらいですが、黒く丸く見えているのはコアー1つではなくて
4個の塊です。電線が斜めに見えているのが、信号線です。メモる時はX軸y軸で特定したコアーに電流を流して、コアーを磁化します。
電流の方向で"1"か"0"を決めておきます、読み出すときは、コアーの極性による、
反作用の電流の方向で"1"か"0"を判断します。
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